初めて自主的に楽器を買ったのはギターだった。安物のレスポールタイプ。中学2年生の頃だったと思う。結構練習したが、全然弾けるようにならなかった。弾けないと面白くない。すぐに厭きて、兄に売った。
高校時代、吹奏楽部へ入部。当時好きだったアーティストはさだまさしと米米CLUB。ギターが弾けないので、さだまさしになるのは諦めた。米米CLUBはたくさんの楽器で溢れていた。さーてどれにしようかな、と迷っていたら、そう言えばチェッカーズも好きだな俺、と気がついた。よしサックスにしよう、と軽い気持ちでサックスをはじめた。ま、吹奏楽部は1年で辞めたけどー。
現在は主にアジアの国々を放浪する旅人。George Clintonのサウンドをこよなく愛し、札幌、仙台、東京ときどき上海で演奏活動を行っている。 初めてアドリブを聴いたとき、「上手い」とは思わなかったけど、「カッコイイなあ」と思った我が後輩。 彼のフットワークの良さと、それぞれの有り余る自由時間が災いし、共に無茶をした思い出ばかりです。
音楽の道を邁進する後輩は、ぼくからしたらすんごく上手いし、相変わらずカッコイイんだけど、三枚目なところを知ってるぼくは、 いつかその手のエピソードをばらしてしまうでしょう。

私が、いつも必ず、女の子の友達から言われること。「弟は、かっこいいよね〜！」
・・・。
弟『は、』ですか！？
そうなんですよね。二枚目の彼は、どうやら女子に大人気なようです。
高校時代。優秀な吹奏楽部員だったのに、私がタワーオブパワーのアルバムを聞かせてしまい、吹奏楽を辞めてファンキーな世界へ入ってしまったのです。気がつけば、すっかりファンキーなプレイヤーになっていました。
技術はピカイチ。二枚目。でも、彼の本当のすごいところは、本気でくだらない（？）ことをやるところ。躊躇はありません。
音楽やるなら、そうじゃなきゃネ！